本日のニュースです。
ビックリしましたねぇ。
ジャイアンツがＦＡで獲得した炭谷銀仁朗選手の人的保障として、ジャイアンツの内海哲也投手が西武ライオンズに移籍することが決定しました。
ＦＡ→人的補償についてまとめ
人的補償とは？
ＦＡ権を行使して他球団へ移籍した場合、年俸上位１０位までの選手が移籍した場合、金銭および、選手１名を与える補償をしなければならない。
以下の選手は獲得することができない
- プロテクトした２８名の選手*1
- 外人選手（日本人扱いになった選手含む）
- 今年のドラフトで獲得した新人選手
ざっくり言うと、こんな感じになります。
球団側としてはプロテクトする２８人というのは相当悩むところであると思います。
主力は確実にプロテクトをかけないといけないですし、将来性のある若手、守備での貢献度の高い選手、足の速い選手など、相手が欲しがっている選手ととられたくない選手を考えながらプロテクトすることでしょう。
人的補償で選手が出ていくとき、球団側は批判されるのは仕方がない？
今回西武ライオンズに移籍する内海選手は、ジャイアンツ愛が強くアマチュアの時代からジャイアンツに入団を強く希望している選手でした。
それだけに、ファンからは批判的な声もあります。
過去には現ヤクルトスワローズの奥村選手が入団２年目にして移籍したことで批判もありました。
しかし、自分は今回の移籍に対して
「球団は何やってんだよ！！！」
などとは全く思いません。
チームを強くするために考えたプロテクト、将来を考えたプロテクト。
若手選手をプロテクトしないほうがチームとしてはよくないと思います。
ＦＡで出ていく選手は裏切り者？
今年の大型移籍として、広島の丸選手がジャイアンツに移籍しましたね。
必ずＦＡで出ていくとき（特にジャイアンツやソフトバンクに移籍）の時、金目当てと言われて叩かれることが多くあります。
本人としては、自分で活躍して獲得した権利で自分を高く評価してくれている球団に移籍するのになぜこんなにも批判されるのでしょうか？
過去にもベイスターズからジャイアンツに移籍した村田選手がベイスターズのホームゲームの時にブーイングを受けたりという事実があります。
ＦＡで移籍した選手は自分の生まれ育った土地の球団に移籍したり、少年のころファンだった球団に行ったり年俸で評価してくれる球団等、どんな球団に行っても自分の野球人生を楽しんでほしいと思います。
以上、内海選手移籍から考えるＦＡと人的補償についてでした。
