高山一実の初小説「トラペジウム」の感想

乃木坂46の人気メンバーである高山一実さんの初小説「トラペジウム」を出版しました

 

こちらは雑誌「ダ・ヴィンチ」に2016年から2018年9月号まで掲載されたいたものです。

 

 

 

 

 

装丁はこんな感じです

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あらすじ

絶対にアイドルになりたい主人公の女の子の東ゆう。アイドルになるために4つのことを徹底して高校生活を送っている。

 

・SNSはやらない

 

・彼氏は作らない

 

・学校では目立たない

 

・東西南北の美少女を仲間にする・・?

 

 

果たして東ゆうはアイドルになることができるのか?

 

ネタバレはしたくないので、内容にはこれ以上触れないでおきます。

 

 

 

感想

 

まず初めに、凄く読みやすい小説であるということです。自分は小説を読むときは頭の中で映像化して読むのですが、その映像化がしやすい作品です。

 

高山さん自身は、湊かなえさんが好きでよく読むそうですが自信がアイドルだという強みを生かして純粋なアイドルまでのストーリーを書いたのが良い方向にいったと思います。

この作品には主に4人の女の子が出てくるのですが、そのキャラ付けがしっかりしているため、特に女の子ならだれかに感情移入して読みやすいのではないでしょうか。

 

 

アイドルになるための過程の中にこれは、現役アイドル出なければ書けないと思う内容もあり面白く感じました。

 

終盤の章がすこし駆け足であっという間に終わってしまった感が少し残ってしまったので、終盤の話を引き延ばしてもっと読んでみたい気もします。

 

 

お勧め度としては、普段は活字を読まない方でも、高山推しの方や乃木坂箱推しだから読んでみようなどという読み方でも全然いいと思います。

 

複雑な表現などがないのでスラスラ読める作品なので、高山さんの小説デビューを機に活字が苦手な方も活字デビューしてみましょう!